魚沼に来たら食べてみて!
地元グルメ「”生”もつ焼き」

魚沼市のグルメというと何を思い浮かべますか?

魚沼産コシヒカリ、山菜、へぎそばなど豊かな水に育まれたここ魚沼市では様々な美味しいものに出会うことができます。

そんな魚沼市で地元民が愛するご当地グルメと言えば、やっぱり“もつ焼き”いわゆる豚のホルモン焼きです 

この記事では魚沼ならではの〝モツ(生ホルモン)焼き〟についてご紹介します。

 

にいがたふるさとCM大賞グランプリ受賞 魚沼市公式CM「食べ過ぎ禁モツ」

魚沼市のモツ文化を発信するCMが、この度「にいがたふるさとCM大賞」でグランプリを受賞しました。

モツ焼き好きな魚沼市民を表現したこちらのCM。まずはご覧ください!

 

目次

 

魚沼のソウルフード「豚“生”モツ焼き」とは  

豚のホルモン焼き全国各地見かける定番料理。この時使用するモツは下茹でしてある“ボイルモツ”を使うのが一般的です。

しかし、魚沼市では豚モツを下茹でせずに生の状態で焼いて食べるという食文化が定着しています。

この食文化は全国的に見ても珍しく初めて聞くと驚かれる方も大勢いらっしゃいます。

もつ焼き

なぜ魚沼市では“生モツを提供できるのでしょうか。

それは、こだわりの飼料や魚沼の伏流水によって育てられた魚沼産の近隣屠殺場で処理しているため鮮度の良い豚の生モツを取扱うことができからです。

しかし、仕入店舗に届く時にはどうしても臭みが残っている状態となっています この臭みを取るために下処理作業がとても重要になるのです。

もつ焼き

水洗いをしながら、包丁で出来るだけきれいに余分な脂肪分を洗い落とすこの作業。一見簡単そうに見えますが、過度な処理では素材の味を落としてしまい、不十分であれば臭みや脂肪分が触感を損ねます。まさに職人ならではの作業なのです。 

  もつ焼き

こうして作り上げた“生モツ”は、“ボイルモツ”と比べてプリプリとした触感や甘みがまったく違います。

「ホルモン焼きは苦手だったけど魚沼市で食べる“生モツ”は好き」というお声を数多くいただいており、これを食べればモツへのイメージが変わるかもしれません。

魚沼市民は毎週のように週末になると“もつ焼き”を自宅で行うほど、この食文化定着しています。

  

網やコンロを所有している家庭も多く週末にはお肉屋さんやスーパーで販売されている“生モツ”が午前中で売切れることもしばしば。

「BBQをしよう」という言葉より「もつ焼きしようの方がく使われ、主役はもちろん“生モツ”。他のお肉は脇役程度に用意されます 

焼き方にもちょっとしたコツがあり、焼き網へ一気に“生モツ”を流し込むのが魚沼流です。

もつ焼き 

すぐには広げず、全体が少し焼けるのを待ってから広げていきます。

もつ焼き

焦げ目が付く程度に焼けたら食べごろです。 

 

どうしてモツ 魚沼ともつ焼きの歴史的な関係

この生モツ文化が魚沼市に定着した理由は、1950年代の奥只見ダム建設工事が関係していると言われています。

※奥只見ダム・・・福島県南会津郡檜枝岐村と新潟県魚沼市に跨って建設されたダム。高さ157m、全長480mの直線重力式コンクリートダムで同形式のダムでは日本一の高さを誇る。

もつ焼き

まず、ダム建設に従事する人々に食料を提供するため市場や食肉処理場がつくられました。それにより鮮度の良いモツを手に入れることができ、さらに安価で気軽にスタミナ補給ができる食材でもあったことから、ダム建設の労働者の間で一気に広まったと言われています。

その人気は今でも脈々と引き継がれており、市内では“生モツ”を取り扱うお肉屋さんや、“モツ焼き”専門店などが軒を連ねています。 

もつ焼き   もつ焼き

お肉屋さんで生モツを購入する場合、“味付け無し”と“味付け有り”の2種類販売している店舗が多いです。中でも“味付け有り”は、それぞれの店舗で味付けが異なるため、自分好みの味付けを探すことが楽しみの1つとなっています。

専門店で味わう場合でも、店舗によって味付けや切り方が異なるため、専門店巡りをするのもいいかもしれません。

 

魚沼市内で“生モツを味わおう!もつ焼きを楽しめる飲食店・販売店をご紹介

モツ焼きを食べられる飲食店や販売店、さらに魚沼のモツを使ったメニュー提供店をご紹介します。

 

ランチ

店名 住所 TEL 営業時間 定休日

美の屋

※夜も営業

魚沼市七日市新田139-3 025-792-4516

11:00~13:30

17:00~21:00

木曜日

 

ディナー

店名 住所 TEL 営業時間

定休日

やまに 魚沼市小出島124-26 025-792-0120

17:00~22:00

ラストオーダー21:30

日曜日 / 祝日

こあさ 魚沼市小出島1209-70 025-792-8144 17:00~22:00

不定休

もつ焼きもっちゃん 魚沼市中島1130-1 025-792-7189 17:00~22:00

火曜日

焼肉はじめの一歩 魚沼市井口新田968-1 080-8119-1627 17:00~22:00

火曜日

 

生モツを買う

店名 住所 TEL 営業時間

定休日

魚沼ミート 魚沼市小出島1208 025-793-0298 9:00~18:00

日曜日(夏5月~9月まで午前営業) / 火曜日

セイジロー肉店 魚沼市七日市新田127-3 025-792-1921 9:00〜18:00

日曜日 / 火曜日

※その他休みあり

ワカバ 魚沼市板木1562-4 025-793-7911 9:00~17:00

日曜日

サカキヤ 魚沼市本町3-1 025-792-8777 9:30~19:00

元旦

うおぬま百菜花ん 魚沼市中原260-3 025-792-7066 9:00~17:00

11月~4月までの水曜日

ミートショップまえじま 魚沼市大石177-1 025-798-20252 9:00~18:00

営業は金・土・日曜日

 

BBQプランで楽しむ(食材・道具セットプランあり)

店名 住所 TEL 営業時間 定休日

ゆ~パーク薬師

魚沼市七日市新田643-1

025-792-5554

(事前予約制)

11:00~21:00

実施時期:5月上~10月末

水曜日

神湯とふれあいの里

魚沼市清本583

025-799-3350

(事前予約制)

10:00~20:00

実施時期:4月末~11月中旬

不定休

浅草山荘

魚沼市大白川887-127

025-796-2331

(事前予約)

11:00~15:00

17:00~21:00

要確認

 

モツを使ったメニューを食べる

浅草山荘

【メニュー名】辛味噌ホルモン鉄板焼定食 1,200円(税込)
東京の有名ホルモン鍋店の定番人気料理を魚沼モツで!甘辛味噌に胡麻の風味が加わりやみつき必至です。

TEL 025-796-2331
住所 魚沼市大白川887-127
営業時間 11:00~15:00
定休日 不定休
店舗サイト ホームページ

 

 

四季の郷薬師温泉やまびこ荘

【メニュー名】魚沼モツ味噌バターガーリック 800円(税込) ※定食は1,500円(税込)
生モツを味噌バターガーリックに仕上げ、陶板鍋で焼き蒸しにして調理しています。

TEL 025-792-7015
住所 魚沼市七日市1173
その他 ※宿泊者対象
※要事前予約
店舗サイト ホームページ

 

 

須藤魚屋

【メニュー名】 あっさりもつ煮 500円(税込)
みそ味であっさり仕上げました。リピーター多数の人気メニューです!

TEL 025-792-0313
住所 魚沼市小出島503
営業時間 17:00~22:30(L/O22:00)
定休日 日曜日他不定休
店舗サイト 紹介ページ

 

 

 

神湯とふれあいの里

神湯とふれあいの里(神湯温泉倶楽部)

【メニュー名】魚沼もつ煮 550円(税込)
ボイルもつと違い、旨さが際立つ逸品です。BBQシーズンはもちろん魚沼生もつもセットメニューで食べられます。

TEL 025-799-3350
住所 魚沼市清本583
営業時間 11:00~20:00
定休日 不定休
店舗サイト ホームページ

 

 

レストラン モンブラン

レストランモンブラン(外観)

【メニュー名】生姜もつ煮 480円(税込)
昆布とかつおをたっぷり入れた出汁で根菜と一緒に煮込みました。生姜をたっぷり入れたあっさりほっこりメニューです。定食セットもございます。

TEL 025-792-1052
住所 新潟県魚沼市佐梨646-1
営業時間 11:00~21:00
定休日 木曜日
店舗サイト ホームページ

 

 

BBQスポットへ行く(道具・食材は持ち込み)

店名 住所 事前予約

越後ハーブ香園入広瀬

新潟県魚沼市横根3118-1

必要

響きの森公園

新潟県魚沼市干溝1531-2

必要

大湯公園

新潟県魚沼市大湯温泉14-3

必要

須原公園

新潟県魚沼市須原5171

必要

月岡公園

新潟県魚沼市堀之内2012

必要

銀山平キャンプ場

新潟県魚沼市宇津野北ノ又沢852-19

必要

 

まとめ:魚沼に来たらプリプリ〝もつ焼き〟を味わおう!

魚沼の地元民が愛するグルメ〝もつ焼き〟についてご紹介しました。

1度食べたらやみつき間違いなしのもつ焼きを、ぜひ魚沼で体験してみてください!