魚沼市といえば、大自然の絶景や温泉、魚沼産コシヒカリ、そして山や川の幸。魅力がたくさん詰まったこの地で、せっかくの旅行なら、普段とはひと味違う“手作り体験”をしてみませんか?
地元の人とふれあいながらのモノづくり体験は、旅の思い出をより特別なものにしてくれます。
今回は「もぐ工房」の南雲さんにお願いして、“楽しい&美味しい”に興味津々の女性スタッフ4人がワイワイ(ワチャワチャ?)と“こんにゃく作り体験”に挑戦してきました!
全員が初挑戦のこんにゃく作り。果たして無事にプルンプルンのこんにゃくが出来上がるのか・・・? 驚きと感動の体験をレポートします!
もぐ工房の想い
もぐ工房さんは「食で健康に!」をモットーとして、魚沼産コシヒカリを使ったおやつなどを販売しています。地域イベントで出店販売する傍ら、工房では、ちまき・草もち・みそづくり・お米からパン作りなど様々な講座も開催しています。
南雲さんは、お子さんの誕生をきっかけに、『食べたもので身体が改善していく』ことを改めて実感。その思いを多くの人に伝えたいと考え、食の講座を始めました。さらに、小学校での食育講座の実施や野菜作りにも取り組んでいます。
岩みたいな芋がぷるぷるに!?こんにゃく作り体験記
「こんにゃくって自分で作れるの?」と半信半疑の私たち。そんな初心者が最初に目にしたのは…これ!
そう、これがこんにゃく芋です。(隣は、サイズをわかりやすく伝えるためのスマフォです)
初めてみたスタッフの感想は・・・「えっ岩みたい!」(笑)
実はこのこんにゃく芋、すぐに食べられるわけではありません。種芋からじっくり3~4年かけて大きく育ち、ようやく食材として使えるようになるのだそうです。 そんな手間ひまかけて育った芋が、どうやってぷるぷるのこんにゃくになるのか…?
それでは、こんにゃく作り体験の流れをダイジェストでご紹介します!
1.芋をカットする
切ってみると中は真っ白!
2.茹でる
茹でると芋のにおいがしてきました。
3.ミキサーで撹拌する
ドロドロしてきました!
4.火にかけて、炭酸ソーダを加えて、ひたすら練る!
こんにゃくっぽくなってきた!
6.成形する
7.茹でて完成!
どれも作業は簡単ですが、あのゴツゴツした岩(みたいな芋)が、私たちの作業によって形を変えていく様子がとっても面白かったです。
完成したプルンっプルンっのこんにゃくがもう可愛くてしかたがなかったです!
体験とともに食について学ぶ
出来上がるまでの所要時間は約2時間半。茹でている間には、南雲さんから食についてのお話を伺うことができます。
講座の受講生は30〜40代の女性が多いそうですが、こうした体験型の講座にはお孫さんと一緒に参加する年配の方もいらっしゃり、幅広い世代が楽しめる内容になっています。
普段、私たちはつい食事を簡単に済ませがちですが、今回の体験を通して、健康的な食生活について改めて考える機会になりました。 頭では分かっていても、なかなか実践できていなかったことを振り返ることができ、とても有意義な時間でした。
南雲さんの想いが民泊でも体験できます
最近では、工房のあるご自宅で娘さんが農家民泊「魚沼ヒミツ基地」を始めたそうです。宿泊される方も、こうした体験を通じて、じっくりと食について学ぶことができます。
娘さんの誕生をきっかけに始まった講座が、こうして食や暮らしを学ぶ場へと発展し、多くの人に広がっていることがとても素敵だなと感じました。
旅先だからこそ、少し立ち止まり、普段の生活をゆっくりと振り返る。みなさんも、そんな学びの旅を魚沼市で体験してみませんか?
(取材日:2025年3月)
体験の詳細情報
開催時期 | 秋から冬(こんにゃく芋が入手できる時期) |
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所要時間 | 2時間半程度 |
料金 | 2,500円~ |
最小催行人数 | 2名~8名程度 |
場所 | もぐ工房 |
申込先 | もぐ工房公式インスタグラム@mogukoubou または080-1099-3782 |
備考 |
・お持ち帰り用の袋等を持参してください。 ・煮込み中、時間があれば栄養の話、メンタルのお話できます。 |