八幡宮の草創は、一説に貞和5年(1349年)に京都の石清水八幡宮から勧請されたと伝えられています。この宮に相殿される股倉神社は、かつて魚野川河畔に鎮座していましたが、慶安3年(1650年)の大洪水に遭って合祀。また、宮林(山ノ手町)に鎮座した天神社も、延宝5年(1677年)の火災によって合祀されたと伝えられています。
八幡宮の祭神は誉田別尊、股倉神社は天鈿女命、天神社は天津彦彦火瓊瓊杵尊としており、この三社が相殿されたことにより「三社の宮」と呼ばれるようになりました。
小正月の祭礼は「はと祭り」と呼ばれ、「雪中花水祝」も併せて行われており、子宝を願ったお祭りともいわれています。また、仲秋の名月に行われる「十五夜祭」は元禄4年(1691年)の記録にも見られ、古来の由緒を今でも伝えています。
詳細情報
住所 | 新潟県魚沼市堀之内3429-1 |
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TEL | なし |