石川雲蝶作「道元禅師猛虎調伏の図」は極彩色の天井彫刻です。修行中の道元禅師が虎に襲われそうになった時、竜神によって守られたという物語を題材にしたもので、岩場で座禅する道元禅師の眼下で、龍と虎が睨みあう様子が表現されています。彫刻以外にも、襖絵「孔雀遊戯の図」や書院障子「三保の松原」など数多くの作品が残り、その芸術性の高さは国内外から高く評価されています。
「雪深く、貧しい農村の人々の心のよりどころとなるお堂にして欲しい」。そんな住職の要望を受けた雲蝶は、本堂から開山堂に至るまで、全ての装飾を手掛けたといわれています。
詳細情報
住所 | 新潟県魚沼市大浦174番地 |
---|---|
指定年月日 | 昭和48年3月29日 |
関連ページ |
西福寺(開山堂)(https://www.iine-uonuma.jp/activity/cultural/temple/temple40/) 日本のミケランジェロ石川雲蝶を探求する (https://www.iine-uonuma.jp/osusume/4009/) |