【レポート】月岡御岳遊歩道~秋の紅葉散策~

本日11月2日に尾瀬ネイチャーガイド養成講座の「里山ガイド研修」で魚沼市堀之内地区にある「月岡御岳遊歩道」へ行ってきました。紅葉は昨年の同時期に比べると少し遅く、「色づき始め」でした。
本日は雨模様の散策でしたが、雨の日ならではの魅力も含め、紅葉始まる「月岡御岳遊歩道」の様子、見どころを現地の写真と一緒にご紹介しますのでぜひご覧ください!

 

秋の「月岡御岳遊歩道」をおすすめポイント

  • “フカフカ”の葉の上を歩く(自然が作ったフカフカの絨毯!)
  • “甘~い”落葉した葉の香りを楽しみながら散策(何の葉なのかはレポート内容をチェック!)
  • 日に日に色づく鮮やかな紅葉(色づき始めは緑の木もありカラフル♪)

 

秋の「月岡御岳遊歩道」

今回の行程は、駐車場から御岳山山頂を経て大平まで、約1時間30分でガイドの説明を聴きながらゆっくりと向かいます。

 

今回はガイドの養成講座なので受講生はお客様の目線を体験するためにストックを使って登山を開始。登山口を出発すると道の右側にはストックがおいてあり、自由に利用できるようになっていました。(借りたら元の場所へ!)

 

駐車場から歩いて5分ほどでブナ林に到着!ベンチもあり、晴れた日には座ってブナを眺めたり、鳥のさえずりを聞くのもおすすめです。

 

ブナの葉をよく見たことはありますか?横から見ると少し真ん中がへこんでいるんです。葉が受けた雨水を集め、枝を伝って幹に雨水が流れ、木の根元に集まった雨水は、積み重なった落ち葉がスポンジ状態になり、水がたくさん溜められるそうです。 

 

遊歩道には自然だけではなく、歴史を感じられる復元した「炭焼窯」があったりもするんですよ。

 

少し先へ進むと、城跡ルートとの合流地点「出会いの鐘」に到着。ここには五葉松が1本あり、冬場はこの松が目印にもなるそうです。

 

「出会いの鐘」から先は尾根歩き。周囲の景色を見ながら気持ちよく進みます。途中には避難小屋もありました。
※ところどころ道幅が細い部分あり、土の部分は滑ることもあるので足元にはご注意を!

 

御岳山山頂に到着!今回は、もう少し先まで進むのでお参りをして先に進みます。

 

今回の研修の目的地「大平」まであと少し。ここは「馬の背」と呼ばれる細尾根箇所。動物の足跡が残っていました。

 

しばらく進むと「大平」に到着!ここで休憩タイム!
本来はここまでくると越後三山(左から越後駒ケ岳、中ノ岳、八海山)が一望できるのですが、今日はあいにくの雨模様のため、越後三山を望むことはできず、次回来た時のお楽しみとなりました。

(こちらの写真は昨年同時期に撮影したもの)

 

月岡御岳遊歩道はまだこの先もありますが、今回は研修のためここまで!
同じ道でもまた見る方向が変わると、行に気付かなかった新たな発見があったり、景色が楽しめますよ♪

 

【番外編】
道中歩いていると、ふと甘~い香りが!これは、「鷹の爪」という植物で、葉が黄葉した後に落葉すると何とも言えない甘い香りがします。歩いているとほんのり甘い良い香が薫ってきます!

 

今回は秋の「月岡御岳遊歩道」の現地の様子をご紹介しました!

まだ紅葉は色づき始めでしたが、これから徐々に進んでいくことに期待ですね。月岡御岳遊歩道は山の会の方が整備されているので登山道は歩きやすくなっています!ぜひ、この秋は季節を肌で感じる里山散策を楽しんではいかがでしょうか?

 

<今回の行程>
登山口(9:00)=出会いの鐘=御岳山(10:00)=大平(10:30)~休憩~大平(11:00)=登山口(12:00頃)
※今回は研修なので、ゆったりした所要時間となっています

 

今回のレポートスポット▶ 月岡御岳遊歩道

 

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