【レポート】秋の尾瀬1泊2日

9月21日、22日に尾瀬ネイチャーガイド養成講座の「尾瀬現地研修会」で魚沼市から船とバスで尾瀬国立公園へ行ってきました!今回は尾瀬自然ガイドになるための実地試験を想定したルートを1泊2日で巡りました。秋の尾瀬の様子をご紹介していきます!

ルート紹介

【1日目】
奥只見ダム出発
↓ ダムを望みながら15分程で船着き場へ
奥只見船着き場 
↓ 
尾瀬口船着場 ~ここからはバスに乗り換えバスの旅!~
↓ 
沼山峠 ~バスの終着地点。ここから登山開始!~

尾瀬沼東岸 ~ここでお昼休憩~

沼尻 ~ここで小休憩~ ★池塘が美しいビュースポット!

白砂峠

見晴(泊)

【2日目】
宿出発

段吉新道

燧裏林道 ~巨木がいっぱい~

御池

奥只見ダム

 

~秋の尾瀬の様子をご紹介~

今回は朝から雨模様。奥只見ダムの駐車場から尾瀬へ向け出発!

階段を登っていくと、ダムを上から見下ろせます。ダムにある看板を使って奥只見について説明中。半分は福島県って知ってましたか?

船着場に到着。ここから40分間の船旅です。尾瀬口コースでは200名山の荒沢岳が見えたり、天気が良いと100名山の燧ケ岳を望むこともできます!

船を降りると次はバスの旅。只見川に沿って沼山峠まで進みます。沼山峠につき小休憩後、準備体操をしていよいよ入山開始!入山前に講師の方から尾瀬で気を付けることなどレクチャーを受けました。

・木道歩きは基本、右側通行!
・ゴミは持ち帰る!
・湿原に入らない! など

いよいよ入山開始!この日は雨模様で木道が濡れていたので、滑らないよう歩き方のアドバイスを聞いて登り始めます!途中赤い実が鮮やかなオオカメノキを発見!

沼山峠の展望台手前には少し細い木々があります。ここは昔火事があったようで別名、焼山峠ともいわれているそう。

雨の日は木々や苔などがとても色鮮やかに、生き生きとして見えます。ミズゴケもたくさん水を吸収してフカフカです!

展望台からしばらく下っていくと、湿原エリアに到着。草紅葉が始まっていました。この日は雨模様でしたが、燧ケ岳も望むことができました。尾瀬沼エリアのシンボル「三本カラマツ」が見えてきたら尾瀬沼東岸に到着。ここでお昼休憩です!お昼休憩後は沼の北側から沼尻へ!

尾瀬沼東岸を出発して約1時間程で沼尻に到着。ここで小休憩。

休憩所からは尾瀬沼も望むことができます。

休憩所からは見えませんが、少し山の方へ進むと、実は池塘がいくつかあります。晴れた日には池塘に歩いている人や周囲の景色が映りこむ、絶好の撮影スポットなんです。沼尻に来たらぜひ素敵な写真を撮ってみてくださいね!

池塘にあるヒツジ草の紅葉も綺麗でした。

沼尻を出発して少しすると白砂峠に到着。木道のイメージが強い尾瀬ですが、実はこのように木道以外の場所もあります。足元に注意しながら進んでいきます。

沼尻から約2時間、本日の宿泊地 見晴にある「弥四郎小屋」に到着。

2階の部屋からは目の前一面の尾瀬ヶ原!とっても素敵なお部屋でした。夕食前にお風呂に入り待ちに待った夕食タイム。

1日歩いたのでしっかりとエネルギー補給をし、明日に備えて21時には就寝です。

 

~2日目~

6時に朝食を食べ、7時に宿出発!

実は今回の研修にもついてきていたオコジョのオジョちゃん。朝は雨も上がっていたので、オジョちゃんもやっと尾瀬での記念撮影ができました!

少しだけ目の前の尾瀬ヶ原へ。尾瀬ヶ原から振り返ると目の前には弥四郎小屋とその奥に燧ケ岳も見えました。

見晴にある看板で、2日目の行程確認。燧裏林道へと向かいます。

燧裏林道は樹林帯を歩きます。道中にはいくつもの巨木が点在!その大きさに驚きます。

途中には、裏燧橋という吊り橋もあります。

宿を出発し約5時間半、無事全員ケガもなく「御池」に到着!少し遅いお昼休憩です。お昼は宿で用意してもらったおにぎり弁当。晴れている日は道中の湿原で景色を見ながらゆっくり昼食も最高ですよ!

魚沼へ戻るバスは、御池15時20分出発。それまで、御池休憩所でブレイクタイム。バス船を乗り継ぎ魚沼へと帰ります。

 

今回は秋の「尾瀬国立公園」の様子をご紹介しました!
魚沼市から船とバスで行く尾瀬ルートは 10月15日(火)まで。まだまだ予約受付中です!こられからさらに紅葉が進む尾瀬はとても綺麗ですよ。

ぜひ、魚沼から秋の尾瀬旅を楽しみませんか?

 

~今回のレポートスポット「尾瀬」について~

魚沼ルートの詳細はこちらをチェック ▶  魚沼から行く尾瀬ルート